強豪校と弱小校の違い

こんなチームは強い!

今回は強豪校と弱小校の違いについてお話ししたいと思います。

 

強豪校と弱小校の違い、、

 

それはズバリ

 

「選手・スタッフの自立」

 

です。

 

この違いは2014〜2015年に早稲田大学のアシスタントコーチを務めていたときに感じました。(このときは仕事の転勤で1年間東京にいました)

 

早稲田の学生たちを相手にしていると「もはやコーチなんていらないんじゃないか?」と思うくらい手のかからない学生ばかりでした。

 

そのとき僕は思ったのです。
「そうか!強いチームは学生が自立しているから強いんだ!おれは今まで何でもかんでも教えすぎた。岩手大学に戻ったら学生にもっと任せよう!」

 

そして岩手に戻ってきた2016年、まさかのリーグ戦3位でシーズンが終わってしまいました。。

これは以前の記事でも書きましたが、完全に僕のミスでした。学生を自立させるために取り組んだことがすべて裏目に出てしまいました。

チームの成熟度

当時の僕がコーチとして見極めなられなかったことです。 

岩大には失礼で申し訳ないが、岩大はまだまだチームとして未熟でした。
考えるレベルが低く、徹底させられない弱さがありました。

逆に早稲田や他の強豪校は、考えるレベルも高く、自己分析もしっかりでき、それをチームに徹底できる組織の強さがありました。

 

その組織の強さを生み出しているのが「伝統」です。

伝統とは代々受け継がれてきた「チームの規律(ルール)」です。

"こういうチーム作りをやったら勝てた"
"こんな役割を与えたらうまくいった"

そんな成功体験の積み重ねがチームの伝統となります。

 

岩大含めた弱小校に必要なもの、
それは
「チームの規律」
です。

 

勝つためのチームの規律がしっかり作られ、その上で学生達が自立することができればチームは強くなるのです。