新入生のクロスはこうする!
クロスの編み
今回は新入生のクロスについて意見を述べたいと思います。
結論から言うと、新入生のクロスは
「全員同じヘッド、全員同じ編み方」
であるべきだと思います。
メリット
・クロスによる差がないので技術習得の効果測定がしやすい
・引っかかり過ぎる、抜け過ぎるといったことがないので、変な癖がつかない
・クロスの調整が不要なので指導しやすい
デメリット
・ちゃんとしたクロスの編み方ができないと根本的に崩れる
・クロスを選ぶ楽しみ、ワクワクが無くなる
・選手によっては引っかかり感、抜け感が合わない場合がある
といったところでしょうか。
多少のデメリットはありますが、まずは統一編みクロスから始め、その後は個人の自由にするほうがリスクは少ないと思います。
ただ、この"オリジナル編み"への移行時の注意点として、クロスを編むのが上手い選手(通称「編み師」)に丸投げするのは避けた方がいいです。
自分で編む
長年コーチとして多くの選手を見てきましたが、
自分でクロスを編めない選手は大成しない
です。
クロスは生き物です。。
湿度や気温、天候の影響を受けて微妙に感覚が変わってしまいます。
そのため、試合会場が変わるたびにクロスを調整しなければなりません。
※厳しい見方をすると、この「感覚」の違いがわからない選手はまだまだ未熟です。
他人に編んでもらった選手はこの調整ができないので、試合で安定したパフォーマンスを発揮することができません。
"自分でクロスを編む"
ラクロス選手にとって当たり前の道具管理です。
では、その上でどんなクロスを編むべきなのか?
次回以降、最もバランスが良いと思うクロスの編み方を紹介します。