どんな選手を育てたいか?

理不尽

先日、東北地区の「指導者交流会」が行われました。

 

交流会は、毎回テーマを設定してそれぞれの意見を出し合うというディスカッション形式でしたが、そのテーマの1つがタイトルの「どんな選手を育てたいか?」でした。

「考えられる選手」
「対応力のある選手」

などなど様々な意見があって、コーチの色を感じられる面白いディスカッションでした。

 

ちなみに僕の育てたい選手はずっと変わらず

「理不尽な選手」

です。

 

例えば、ゾーンを敷いたDFのデンジャー外から強烈なシュートを打つ選手、1ON1をしたらホットまで抜いてゴールを決めきる選手、1ON1DFで必ずボールダウンさせる選手、みたいな選手です。

 

相手チームが練りに練った作戦や戦術、システムを完全に無効化して力でねじ伏せる。

そんな選手を育てたいのです。


この考え方は僕が現役のときの一年生コーチIさんの影響をモロに受けています。

Iさんが教えてくれた
「自己完結できるやつが最強だ」
という言葉は今でもずっと心に残っているし、コーチになった今では全く同じことを部員に言っています。

 

ちなみにこのIさんですが、新しくコーチを勧誘する際も「やります以外に回答はねぇ!」という口説き文句でコーチを獲得しました。

そもそも理不尽なのは言うまでもありません。