クロスは箸と一緒だ
貯金するならリゾートバイト.com!時給は業界No.1!!!
「クロスワークが上達する方法を教えてください」
一年生から毎年必ずといって良いほど受ける質問です。そんなとき僕は必ず今回のタイトルの話をします。
「クロスは箸と一緒だよ」
私たちはご飯を食べるとき、当たり前のように箸を使います。
では、
「箸を使っておでんの豆腐を持ち上げてください」
と言われたら皆さんはできるでしょうか?
日本人の大人なら当然楽勝です。
もしかしたら、小さなお子さんだと豆腐が切れたり崩れたりするかもしれません。
なぜ大人が箸を使うと豆腐は崩れずに持ち上がり、未熟な子どもが持つと切れたり崩れたりするのでしょうか?
その理由は、大人は箸の先から豆腐の柔らかさを感じることができるからです。
手で触ることなく、箸で触っただけで柔らかさを感じることができるから、絶妙な力加減で豆腐を掴むことができるのです。
つまり、手から箸の先にまで感覚を伸ばすことが出来ているのです。
未熟な子どもは箸先まで自分の感覚を伸ばすことができず、箸を持つ手までしか感覚がありません。
これ、クロスも同様です。
上級者は目を閉じてクレードルしても、ボールがクロスのどの位置にあるか感じることができます。また、投げる時もどのようにボールがクロスの中を転がって出ていくかを感じられます。
しかし、初心者はそもそもボールが入っているかどうかもあやふやです。ボールを落としているのに、クロスに入っていると思い込んでスローしちゃう光景はよく見られます。
つまり、感覚をクロスの先まで伸ばしきれていないのです。この感覚を伸ばすことができればクロスワークは格段に良くなります。
箸使いはどうやって上達しましたか?
これがこの話の締めくくりです。
皆さんは箸はどうやってうまく使いこなせるようになりましたか?
「毎日使ってたらうまくなった」
ですよね?
元も子もないですが、結局のところ感覚を伸ばすためには「慣れ」「経験値」なんです。
だからたくさん投げてたくさんクロスを使えば感覚は養われ、いつのまにかクロスワークは上達するんです。
というわけで、質問してきた一年生には
「数をこなせ!」
これしか回答はありません。