クロスは箸と一緒だ

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「クロスワークが上達する方法を教えてください」

一年生から毎年必ずといって良いほど受ける質問です。そんなとき僕は必ず今回のタイトルの話をします。

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「クロスは箸と一緒だよ」

 

私たちはご飯を食べるとき、当たり前のように箸を使います。

 

では、

「箸を使っておでんの豆腐を持ち上げてください」

と言われたら皆さんはできるでしょうか?

 

日本人の大人なら当然楽勝です。

もしかしたら、小さなお子さんだと豆腐が切れたり崩れたりするかもしれません。

 

なぜ大人が箸を使うと豆腐は崩れずに持ち上がり、未熟な子どもが持つと切れたり崩れたりするのでしょうか?

 

その理由は、大人は箸の先から豆腐の柔らかさを感じることができるからです。

手で触ることなく、箸で触っただけで柔らかさを感じることができるから、絶妙な力加減で豆腐を掴むことができるのです。

 

つまり、手から箸の先にまで感覚を伸ばすことが出来ているのです。

未熟な子どもは箸先まで自分の感覚を伸ばすことができず、箸を持つ手までしか感覚がありません。

 

 

これ、クロスも同様です。

 

上級者は目を閉じてクレードルしても、ボールがクロスのどの位置にあるか感じることができます。また、投げる時もどのようにボールがクロスの中を転がって出ていくかを感じられます。

しかし、初心者はそもそもボールが入っているかどうかもあやふやです。ボールを落としているのに、クロスに入っていると思い込んでスローしちゃう光景はよく見られます。

つまり、感覚をクロスの先まで伸ばしきれていないのです。この感覚を伸ばすことができればクロスワークは格段に良くなります。

 

箸使いはどうやって上達しましたか?

 これがこの話の締めくくりです。

皆さんは箸はどうやってうまく使いこなせるようになりましたか?

 

「毎日使ってたらうまくなった」

 

ですよね?

 

元も子もないですが、結局のところ感覚を伸ばすためには「慣れ」「経験値」なんです。

だからたくさん投げてたくさんクロスを使えば感覚は養われ、いつのまにかクロスワークは上達するんです。

 

というわけで、質問してきた一年生には

 

「数をこなせ!」

 

これしか回答はありません。