岩手大学ラクロス部の新たな試み

カナダに行きます

こんにちは、岩手大学HCの陽一です。

今回はタイトルの通り、岩手大学ラクロス部の新たな試みを紹介します。

 

それがカナダ留学

f:id:yoichilax2044:20191202222101p:plain

留学と言っても語学留学ではありません。

ラクロス留学です。

 

部員の有志数名が冬休み期間を利用してカナダに留学、そこでボックスラクロスをしてきます。(フィールドラクロスもやる予定)

 

昨日、この説明会が行われました。

f:id:yoichilax2044:20191204003218j:image

経緯

このカナダ留学は不思議な縁から実現しました。

 

去年の冬の話です。

岩手大学ラクロス部は、冬場はグラウンドが雪で使えなくなるため、市営の屋根付きの小さな多目的広場で練習していました。ちなみに、ミニゲームコートよりも狭い場所です(涙)

 

その広場は大学から少し離れた場所で、広い公園の一角にあります。

当然公園内の施設なので、一般の方々も利用しているのですが、そこに犬を連れて散歩に来ているおじ様がいました。(僕も犬を飼っているので、犬連れの方にはついつい目がいってしまいます)

 

そのおじ様は見た感じ完全に犬に引っ張られて散歩していたので、

「あー、あれはちゃんとしつけができていないな (゚m゚*)プッ」

と思っていたら、偶然にもその方は昔からの知り合いのHさんでした。笑

 

Hさんは僕の父の同級生で、現在も盛岡市役所にお勤めです。僕が小さい時から家族ぐるみの付き合いで毎年のようにキャンプに行っていた仲でもあります。

 

Hさんはその公園がお散歩コースらしく、ラクロスというスポーツも岩手大がその公園広場で練習していたことから知ったようです。

そして、その際僕が岩手大のコーチをしていることも知っていただきました。

 

それからは、岩手大がそこで練習するたびにHさん(犬には相変わらず引っ張られてる)とお会いするようになり、仕事の話しもするようになりました。

 

そんなある日、Hさんから僕宛にメールが届きました。

 

内容は、

「知り合いでカナダのラクロス留学をサポートをしている人がいる。良かったら岩手大学ラクロス部をカナダ留学に行かせてみないか?」

とのこと。

 

Hさんは盛岡市の職員としてスポーツ推進の部署にいたため、このような繋がりがあったそうです。ちなみに、カナダのヴィクトリア市と岩手の盛岡市は姉妹都市でもあります。

 

これはチャンス!と思い、早速部内に共有しましたが、あまりに急な話で、2週間後に出発というスケジュールだったため、残念ながら見送ることになってしまいました。

 

これが去年の話です。

 

そして今年、再度部内で行きたい人を募り、説明会を開くことになりました。

これが一連の経緯です。

エージェント会社

今回説明会に来てくださったのは

株式会社A to(エートゥー)

http://ato.academy/

の岡田さんです。

 

先程のHさんはこのA to の代表取締役である高尾真人さんとお知り合いで、岡田さんはそのA toの日本での担当者になります。(ちなみに高尾さんはカナダの永住権を獲得し、現在はカナダ在住です)

 

日本からもここ最近ボックスを学びにカナダ留学をしている選手が出てきていますが、彼らのサポートはこのA toが行っています。

留学期間

留学期間は1週間から可能だそうで、長期(2か月以上)も可能とのことです。岩手大としては冬休み期間を利用して行くということもあり、2週間くらいの期間で考えています。短いですがほぼ毎日のようにラクロス練習があるので彼らにとって非常に為になると思います。またラクロスの上達だけでなく、英語力向上にも非常に良さそうです。

 

どんなスポーツをする上でもコミュニケーションはめちゃめちゃ重要です。今回のように、「ラクロスをまともにやるために英語を話さなければいけない」という環境では、

・「楽しい」「面白い」というプラスの心情から生まれる向上心。(前向きな向上心)

・生きていくために英語を話さなければいけないというマイナスの危機感から生まれる向上心。(後ろ向きな向上心)

が同時に働くので語学勉強のための留学よりも英語が上達するとのこと。

この向上心の話は過去のブログでも書きました。

www.lacrosse-coaching.com

 

 まさにこの

スポーツ×語学

による急成長がA to の狙いのようです。

金銭面の負担

金銭面の負担はかなり厳しいところです。どれくらいの費用がかかるかは公開しませんが、学生には厳しい額です。大学や市からの援助は一切なし。完全自己負担です。

でも留学を希望する部員たちは1年前からこの日のためにお金を貯めて準備してきました。

このモチベーションなら得られるものは大きいはずです。

毎年カナダに行こう

このカナダ留学は岩手大学では毎年実施しようと考えています(今はまだ僕だけの考えですが)。さすがに全員は厳しいので、毎年有志を募って行きたいと思います。

何よりカナダのヴィクトリア市と岩手の盛岡市が姉妹都市という繋がりを活かさない手はありません。

姉妹都市ということは昔から知っていましたが、正直今まではそのことを忘れるくらいカナダには興味がありませんでした。

今僕はラクロスをやっていることで、ラクロス発祥のカナダに興味を持ち、「あれ?そういえば盛岡市の姉妹都市じゃん!」という繋がりでこの話が生まれています。様々な縁と繋がりに感謝するとともに、このチャンスを生かして話を大きくしていきたいと思いますw

もしかしたらこの活動がきっかけでカナダのラクロスプレーヤーが盛岡に来て交流するなんて未来もあるかもしれません。

 

ちなみに、このカナダ留学で得られた

・有益な情報

・考え方

・グッズ(笑)

などはあらためてこの場でお伝えしたいと思います。

 

ぜひ、岩手大学ラクロス部有志6名の新しいチャレンジを応援していただければと思います!

 

今回は以上でーす。