【群馬大学男子ラクロス部の挑戦②】ドラマのようなスタート
部員紹介
おはようございます。
岩手大学監督の佐藤陽一です。
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◎今回のテーマ
創部は予想以上に大変!
群馬大学男子ラクロス部とは?
前回の記事にも書きましたが、群馬大学でラクロス部を作ろうという動きがあります。
僕はこの活動に「アドバイザー」として関わらせてもらっています。
とはいえ、僕自身も創部などは経験したことがないので、アドバイザーと言いつつも僕も彼らと一緒に挑戦する立場であります。
直近の目標はクラウドファンディング!
創部にあたって、直近の目標として掲げているのが
クラウドファンディングの成功
です。
これが成功すれば、練習環境の改善だけでなく創部に向けての活動も活性化します。
お金を集めることがそんなに重要?と思われるかもしれませんが、
「たかがお金、されどお金」
です。
岩手大を指導していて資金面で相当苦労した経験があるので(現在進行系ですが)、お金問題は見て見ぬ振りはできません。創部しようとしているチームであればなおさらで、お金問題で夢絶たれる可能性は十分にあります。
そもそも4人の部員でラクロスするための道具、場所、その他もろもろを準備しようとするとお金は全然足りません。1人あたりの負担が大きすぎます。サポートしてくれる先輩もOBもいません。ゼロからのスタートとはそういう状態なんです。
まずは部員紹介から
話は変わり、クラウドファンディングを成功させるためにはまずは群馬大の学生たちのことを知ってもらいたいので、ここからは群馬大学にラクロス部を作ろうとしている部員たちを紹介したいと思います。ちなみに全員大学1年生です。
マサユキ(部長)
群馬大学にラクロス部を作りたいという熱い思いをもち、このプロジェクトを立ち上げた張本人。マサユキというたった一人の熱狂から今回のプロジェクトは始まりました。詳細は以下noteをご覧ください。
ゲントク
マサユキの熱意に押されて入部を決意した真面目でがんばり屋な男。
掘れば掘るほど意外な一面が出てくる参謀的な立ち位置。笑
リヒト
マサユキと同じアパートに住む隣人。マサユキの熱い勧誘により入部を決意。現在はホッケー部にも所属しており、兼部という形でラクロス部に加入。
シオリ
ラクロス部の紅一点、マネージャーのシオリ。マサユキとバイト先が同じで、マサユキの熱い勧誘を受け入部。実はカヌーもやっちゃうバリバリのスポーツウーマン。
そしていきなり壁にぶち当たる
さて、突然ですが、ここからはドラマ仕立てで現在の状況を紹介したいと思います。
それくらいこの創部物語はオモシロイと思っています。
ノンフィクションドラマ
『ラクロススタートアップ』
【第1話】
マサユキの熱い勧誘により、個性豊かな4人の部員が集まった。
学内、隣人、バイト先での声掛け…マサユキの熱量でなんとかここまで来た。
「もっと勧誘して試合ができるくらい部員を集めたい!」
マサユキは熱量そのままにオリジナルのビラを作成。
準備はできた。あとは地道に勧誘活動をしよう。
早速配ろうとした矢先、いきなり大学の職員に止められるマサユキ。
職員「ちょっとちょっと、そんなことやっちゃいかんよ」
戸惑うマサユキ。
職員「まずはサークルとして認められてからじゃないと。サークルや部以外は勧誘活動しちゃいけないルールになってるんだから」
マサユキ「じゃあサークル申請します!」
職員「いやいや、メンバー5人以上いないとサークル申請は認められないよ」
完全に止まってしまった勧誘活動。
せっかく作ったビラも無駄になってしまった。
何人かメンバー揃えて宣言すれば簡単に創部できると思っていた。
でも、そんな簡単ではなかった。
大学には大学のルールがあった。
「部」として認められる前にまずは「サークル」として認められなければいけない。
でも、自分たちはそのサークルの立ち上げ条件すら満たしていない。
行き詰まった状況に落ち込むメンバーたち。
現在の部員は4人。あと1人。
コロナ禍、勧誘活動禁止、この逆境の中で果たしてメンバーは揃うのか?
ノンフィクションドラマ『ラクロススタートアップ』の続きはまた次回。
これ、ガチです。
マサユキ、ゲントク、リヒト、シオリ、まずあと1人なんとかしてくれ〜!
それではまた!